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SuperModelers 寒河江弘氏によるスカルピー造型講座
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例のごとく見学して来ました。
開催日時 : 2008/10/12 12時30分〜 場所 : スーパーモデラーズ (秋葉原) 講師 : 寒河江弘 氏
自分が使用しているマテリアルはエポパテなんで、行くべきか非常に迷ったのですが - 食わず嫌いはあかんだろう - 理解するなら人のを見た方が早いだろう と思い結局行ってきました。
見学した感想なんですがなんというか言葉にしづらいなぁというのが印象。
なので記述するつもりは最初なかったのですが、覚えているうちにとメモを書き始め、 結果として続きの部分を記述。 が、見学後に買ったDVDを見るとほとんど全てが言及されてました。 時間かけて書いた分だけ無駄だった気がします…… orz # アップロードでサーバー負荷によりデータ損失発生し再度書き直してますし orz
なので詳しく知りたい方や興味がある方はDVDをご覧になられた方が吉かと思います。 その方が情報量多いと思います。
-- ■ 12:30 〜 第一部 「顔の造型」
● スカルピーについて 樹脂製粘土。 ファンドのように時間をおいても硬化せずに焼くことで硬くなる。
今回使用するグレースカルピーは日本独自のものらしい。 海外ではほとんど肌色のものが使われているそうだ。
ブロック状で小売してて買った時期により硬かったり柔らかかったりしてていまいち安定してない。 船便で輸送してるので税関待ちなどの放置状況に影響してるそうだ。
ブロック上になったスカルピーを通常使用前にちぎって練るのだが、 ブロックからピーラー(皮むき器)で薄く削ってやればこねやすい。
● 顔の作成 何を作るかで、現地で 2択 → ローゼン閣下に。 対象を公人にしているのは肖像権などの問題がクリアされるため。
1. 芯 顔を作る際にコア(芯) となる部分を先に作っていた。 割り箸の先につけた楕円形のコアをでこぼこにしておき、後から載せるのを 食いつきやすくしている。 コアを使うのは触ってて揺れや曲がりを防ぐため。
スカルピーをつける前にくいつきをよくするためシンナーを使って少し溶かしておく。 溶剤が強めのものだと解けすぎる。エナメルシンナー (タミヤのX-20) がちょうどよいそう。
2. 位置決めと作成順 顔がずれないように正中線をずばっと先に引いた。 その後資料を横に置いて目や鼻、口の位置決めとして横線を引く。
眉間の下の鼻の部分が人間の顔の中で最も形状が変化しにくいので、 鼻を先に作成してから目とかの大きさを決定している。
その次は鼻より下の領域から上への順に作成していった。
目があるとなんか出来た感じがしてしまい、そこで納得してしまう。 そうならないようにするため最後に作成しているそうだ。
先に細部を作りこんでしまうとそこを残そうとしてしまい、結果として よく邪魔になってしまうのに注意。
耳の位置 基本は正面で見て、メガネのつるを意識したライン上に配置する。 資料でそうなっていない場合は、首をかしげていたり顔を傾けていると解釈する。
人体からずれると気持ち悪くなるので基本外れないように。
- 資料との大きさの合わせ方 片目で資料の上に造形物を被せたりずらしたりをしてパーツの大きさなどを確認する。 片目でやるのは立体視しないようにするため。
実際に人間を見る場合と大きさが異なり、(小さな)造型物では効果が大きくなる。
3. スカルピーの表面処理 彫塑した後荒れている表面を滑らかにしてから焼成する。
表面を滑らかにする方法としては以下がある。 (1) ベビーパウダーをまぶして(指で)なでる。広い範囲向き。 (2) エナメルシンナー + 毛足が固めの筆でなぞる。 ベビーパウダー手法よりディティールを残したい場合に向く。
4. 焼成 表面処理の後オーブンで焼いて硬化させる。
オーブンの設定は 80度、15分でやっている。 設定で 80度にしても平均であり温度は期間で一定していないので注意。 焼きすぎにならないよう蓋をあけてアルミホイルの蓋を立てかけていた。
オーブンのトレイの部分にスカルピーで棒を支持するものを作成していた。
スカルピーを焼いたオーブンで料理しないこと。 見えないけど可塑剤がついてるはずで有害だから。
■ 15:00〜 第二部 手の造型 スカルピーは削りだしでも使えるという手法のサンプル。
スカルピーが小売時点で硬度に一定感がないことをを逆手にとり固めのものに対して 削りだし素材として使用する。
なお次のようにある程度の調節はできる。 固めにしたい場合は、薄くしたスカルピーに新聞などを押し付けて数日放置し油分を吸わせる。 柔らかめにしたい場合は可塑剤を使用する。 可塑剤は毒性が強く、海外では表においてなくて尋ねたら嫌々奥から出してくるそう。 # スーパーモデラーズで取り扱っているものの中でも毒性が最も高い部類らしい。
「手の作成」 - 手の平と腕のつながりは流れが一旦切れた感じにし、くぼみなどを作るとそれっぽくなる。 - 手の甲は指につながっている筋を意識すると良い。 - 指の関節などの配置を放射状にする。 - よりリアルっぽくするなら手の甲に血管とかつけてみるのもあり。
■ その他メモ いつも勉強になる講座を無料でひらいて頂き感謝します > スーパーモデラーズ様
特に第一部ですがかなり盛況な人手でした。 ブースとレジの間に空間があるわけですが、当初置いてあったワゴンなどを片付けて 混雑対応しています。多謝。
講座の進行は DVDみたいに寺田氏が絡む形でした。 造型に集中すると黙りがちになりやすいのですがこれなら間を空けすぎないで 進められるので考えているなぁと。
手元をハンディカムで映していたのですが、フォーカスがなかなか合わなかったり 揺れがあったりで見ているのがつらいこともあったり。
DVDの撮影は秋葉駅前の代アニで行われたとか (うろ覚え)
-- ■ 参考 - ■スーパーモデラーズNEWS■ スゴい実演でした 作成されたものの画像があります。
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